コードについてほとんどすべてを教えてくれる音は2つです。いちばん下の音と、真ん中の音。メジャーコードは、ルート音、その4半音上の音、そしてそこから3半音上の音でできています。その真ん中の音を半音1つだけ下にずらせば、マイナーコードになります。手の形は同じ、鍵盤を1つ動かすだけで、雰囲気は明るいものから悲しいものへと反転します。それがこの話のすべてで、いったん見えてしまえば、鍵盤のどこででも両方を組み立てられます。
ピアノのコードとは?
コードとは、3つ以上の音を一緒に鳴らすものにすぎません。あなたがすでに知っている音楽でもっともよく出てくるのは三和音、つまり3度で積み重ねた3つの音です。いちばん下の音がルートで、それがコードの名前になります。残りの2つの音が、明るく聞こえるか、悲しく聞こえるか、それとももう少し不思議なところに行くかを決めます。それを弾くのに楽譜を読む必要はありません。必要なのは、形と、親指をどこに置くかを知っていることです。
メジャーコードの弾き方
Cメジャーから始めましょう。白鍵だけを使い、目でも分かりやすいからです。親指を中央のCに置きます。次の白鍵(D)を飛ばして、中指をEに置きます。もう一つ白鍵(F)を飛ばして、小指か薬指をGに置きます。3つを一緒に押してください。その明るく落ち着いた響きがメジャーコードです。
間隔を数えると、パターンに気づきます。CからEまでが4半音、そこからEからGまでが3半音。半音とは、すぐ隣の鍵盤のことで、黒でも白でもかまいません。この「4つ、それから3つ」という同じ形をどの音から始めても、その音のメジャーコードになります。Gメジャー、Fメジャー、Dメジャー、どれも同じ形を鍵盤に沿ってずらしただけです。
マイナーコードの弾き方
ここが手品のように感じられる部分です。Cメジャーの形をとって、真ん中の音であるEを半音1つ下げ、そのすぐ下にある黒鍵(E♭)に動かします。今あなたが弾いているのはC、E♭、Gです。それがCマイナーで、Cメジャーが陽気に聞こえたところで物憂げに聞こえます。間隔が入れ替わりました。まず3半音、それから4半音です。すべてのマイナーコードは、真ん中の音を鍵盤1つ分下げたメジャーコードです。指1本で、まるごと新しい感情になります。

いちばん多くの曲をカバーする5つのコード
始めるのに12個の調のぶんのコードは要りません。5つで遠くまで行けます。Cメジャー、Gメジャー、Fメジャー、Aマイナー、Dマイナーです。このひとつかみが、順番はいろいろですが、ものすごい数のポップス、フォーク、賛美歌の下に出てきます。インターネットの半分が弾いたことのあるパッヘルベルのカノンも、まさにこういうコードの間を行き来することで作られていて、これはPiano Auraの落ちてくるノーツで弾くゲームで弾ける曲の一つです。5つの形を、見なくても手が見つけられるようになるまで覚えれば、自分で歌いながら伴奏したり、その上でメロディを拾ったりできます。